
2021年4月から6月にドラマで放送された法廷ドラマ「イチケイのカラス」ですが、登場人物に実際にモデルがいたという事です。漫画の原作者「浅見理都」さんが取材した弁護士さんたちです。
木谷明弁護士・原田國男裁判官・櫻井光政弁護士・片田真志弁護士です。
「イチケイのカラス」のモデルは誰?
原作漫画の作者「浅見理都」さんのTwitterより「イチケイのカラス」の登場人物のモデルとなった方々がわかりました!
いままで黙っていましたが、実は…駒沢部長のモデルは木谷明先生と原田國男先生です。そこに監修の櫻井先生と片田先生のエッセンスも加わっています。
…って、みなさんお気づきでしたよね。(駒沢部長と木谷先生の浅見さんの似顔絵がほぼ一緒…!笑) pic.twitter.com/C33oYLxBT1
— 浅見理都 新連載!クジャクのダンス、誰が見た?【公式】 (@ichikeinokarasu) October 1, 2018
取材した弁護士さん、裁判官の方々をモデルにしていました。主人公の「入間みちお」ではありませんが、みちおを裁判官に導いてくれた「駒沢部長」のモデルとしたのは「木谷明」さんと「原田國男」さん。と言っていますね!特に漫画に登場する駒沢部長と木谷さんは、なんだか見た目も良く似ています。
もちろん監修を協力した「櫻井光政」さんと「片田真志」さんの考えもはいっている事でしょう。主人公の「入間」や「坂間」は4人をミックスしてできた登場人物と考えていいと思います。
木谷明弁護士
刑事裁判官をテーマにしたフジ系月9ドラマ「イチケイのカラス」。駒沢義男部長のモデルの一人で元裁判官の木谷明弁護士は「刑事裁判の現状は絶望的」として、現実でも入間みちおのような弁護士出身裁判官を増やすべきと語る。https://t.co/K2Xw6zEIdY
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) May 5, 2021
木谷明弁護士は元裁判官です。刑事裁判は有罪率99.9%と言われ裁判となればほぼ有罪となってしまう中、30件以上の無罪判決を出しています。それが一度も覆されたことがないという逸話を持っています。
弁護士になった今は、えん罪を訴え裁判のやり直しを求める人たちの弁護活動に力を注いでいます。
○1937年12月15日生まれ
○2000年 東京高裁部総括判事を退官後弁護士となる
○現役中30件の無罪判決
○映画「それでもぼくはやってない」に出てくる裁判官のモデル
○2018年 瑞宝重光章
原田國男裁判官
弁護士ドットコム今月号の特集はなんと駒沢部長の黙秘権告知のモデルにさせていただいた原田國男先生です!と同時に弁護士の雑誌でなぜか検察官について漫画エッセイ的なもの描きましたんでみてください。(浅見) pic.twitter.com/ocRDCY1Vdh
— 浅見理都 新連載!クジャクのダンス、誰が見た?【公式】 (@ichikeinokarasu) December 6, 2019
もう一人の「駒沢部長」のモデルとなった「原田國男」裁判官です。警察や検察の調査に対して厳しく批判するなど、有罪率99.9%の刑事裁判について強く警告を鳴らしています。
駒沢部長のセリフは、原田裁判官の著書「裁判の非常と人情」などを参考にしたものも多いという事です。
○1945年2月26日生まれ
○2010年東京高裁部総括判事
櫻井光政弁護士
日頃の感謝を込めて櫻井先生を描き直しました!!いい感じにかけたのでいつか漫画の中に櫻井先生が登場するかもしれません。お楽しみに・・・(浅見) pic.twitter.com/T3DSg55GqR
— 浅見理都 新連載!クジャクのダンス、誰が見た?【公式】 (@ichikeinokarasu) October 1, 2018
「イチケイのカラス」の原作監修を協力してくれたのが「櫻井光政」弁護士と片田真志弁護士です。とても優しそうな先生ですね。
数多くの刑事事件を手掛けながら、新人弁護士の養成にも力を注いでいます。今回の監修についても「絶対関係者が注目する作品」リアリティの追求にこだわっています。
単に法律チェックだけでなく、話しを作る過程でも打ち合わせに参加しています。
○1954年8月9日
○日弁連総合法律支援本部スタッフ部会部会長
○日弁連弁護士推薦委員会副委員長
片田真志弁護士
木曜日!
モーニング35号にイチケイのカラス 第10話 静かな怒り、掲載しています。
今回の見どころは、監修の元裁判官の片田先生にご協力いただいた判決文!
漫画史上1、2を争う長文のセリフ(わたし調べ)ですが、とても読み応えあります。 pic.twitter.com/kAGRL76TMA— 浅見理都 新連載!クジャクのダンス、誰が見た?【公式】 (@ichikeinokarasu) August 1, 2018
”マンガ市場1,2位を争う長文”となっているように、漫画ではありえないようなにすごいセリフです!これは元裁判官だった「片田真志」弁護士によるものだそうです!実際にかつて裁判官をしていて現役弁護士であるだけに現実味があります。実際関係者の方たちも読んでいるようですよ!
○1979年12月24日生まれ
○刑事弁護士
○元刑事裁判官として数々の裁判に関わる
みんなの評判
明日日曜日の「ミスターサンデー」に木谷明さんが「イチケイのカラス」の裁判
長のモデルとして登場するらしい— くまちん(弁護士中村元弥) (@1961kumachin) June 12, 2021
面白いドラマだなぁ〜と観ていましたが、竹野内豊が演じる型破り裁判官、入間みちおは私の叔父がモデルになっていると知り驚いています😆
月9「イチケイのカラス」、原作漫画のモデル“元東京高裁判事”はドラマをどう見たか(デイリー新潮)#Yahooニュースhttps://t.co/G375SpmQcg
— 小林泉美(囲碁棋士) (@cho_kobayashi) May 6,
2021
「生涯弁護人」(弘中惇一郎)
1巻最終章、三浦和義事件まで行き着いた。殴打(殺人未遂)被疑事件の担当裁判官の木谷明は、イチケイのカラスのモデル。木谷判事は、裁判長が「日本中が有罪と信じているこの事件で、どうして裁判所だけが無罪を言い渡せるのか。」と発言したことをのちに暴露している。
— 焦げすーも (@yamachan_run) December 22, 2021
草刈民代さんは周防正行監督が『それでもボクはやってない』の時にお世話になったということで木谷明弁護士(元裁判官)を知っていたと。
木谷氏、『それでもボクはやってない』では正名僕蔵さんが演じた裁判官のモデルで、『イチケイのカラス』では駒沢部長のモデルに。#Mrサンデー— 砂時計 (@y_m_sunadokei) June 13, 2021
イチケイのカラス、モデル弁護士さんがいるんだ!!
ドラマはエンタメに徹してる向きあるけど世に入間みちおは必要(らしい)😮
ドラゴン桜の桜木健二も中卒弁護士、視聴率1位,2位主人公が同じ経歴のミラクル😀— toozee (@ToozeeA) June 13, 2021
まとめ
原作者の「浅見理都」さんが取材した弁護士さんたちは
木谷明弁護士・原田國男裁判官・櫻井光政弁護士・片田真志弁護士です。
入間みちおを導く駒沢部長のモデルとなったのは「木谷明弁護士」「原田國男裁判官」でした。
「櫻井光政弁護士」「片田真志弁護士」は監修を担当していて、4人の取材から「入間」や「坂間」のキャラクター像ができてきた、4人をミックスしてできた像と言ってもよさそうです。

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